銀のお手入れ&保管方法
<Silver950、925、999>
 創作銀工房おたんこ那須!では、シルバーリングの素材にSilver950という品位を使用しております。
 Silver950とは、95%の銀と5%の銅の合金です。一般に市販されているスーターリングシルバーは92.5%の銀と7.5%の銅の合金で、925とも呼ばれています。
 金属は純度が高い程、溶ける温度が高くなり硬度は低く(柔らかい)なります。
 その為、純銀(999)はキズが付きやすかったり変形しやすいので本来アクセサリーには向きません。
 スターリングシルバー(925)は、溶ける温度が低いことと銀の含有量が少なくて済む為、原型を一つ作って沢山複製しそれを鋳造して大量生産することに向いています。
 Silver950は、999よりも硬いので変形やキズに強く、925よりも柔らかいため手作り一点物の制作に向いています。
 950と925の銀製品を輝き具合を比較した場合、950は銀本来のどっしりした輝きがあり925の方が何となく白っぽく黄色っぽい感じがします。
 ただ、その製品の造り方によって硬さや強度は変わってきます。
 地金を金槌で叩いて作る鍛金(彫金技法の一部)は、金属がギュッと絞まって硬くなるという特徴があり、鋳造は、高温で鎔けた金属を石膏の型に圧力をかけて押し込む方法なので、変形しやすい特徴があります(金属は高温にすると柔らかくなる性質があります=焼き鈍し)。
<銀のお手入れ&保管方法>
 シルバーリングに限らず金でもプラチナでも全ての貴金属は、身に付けることで空気中の細かく堅い物質との摩擦により輝きを失わせますので、新品時の輝きを取り戻す為にはお手入れ(磨く)が必要です。
 シルバーリングは、着けたまま温泉に入ると温泉中に含まれる硫黄分と反応(硫化現象)し、30分くらいで黒く変色してしまうので「温泉には入れない」で下さい。

 都会での暮らしの中でも、時間の経過とともに空気中等々の硫黄分と反応(硫化現象)し、茶色から黒色へと変色していきます。
  その硫化現象による重厚感溢れるどっしりした輝き(いぶし銀)は銀特有の魅力ともいえますが、デザインによっては“いぶし銀”が相応わしくない場合もあります。

 ・黒ずみ対策:大気を遮断:シルバーリングの硫化を防ぐ一番の方法は、仕舞っておかずに身に付けて使うこと。
  もしも仕舞っておく場合には、チャックの付いたビニール袋や台所用品のタッパー等に入れて密封し大気との接触を極力防止することです。
 銀食器等は、大きなチャックの付いたビニール袋に並べておけば、黒ずみを気にせずに食器棚や飾り棚に広げてディスプレイする事が出来ます。
 ・黒ずみ除去と再輝1:布タイプ:シルバー磨きクロス(不織布に研磨剤が練り込まれています。
  磨き上がりには変色防止効果も得られます)で磨けば、ひどくない黒ずみならば簡単に取り除くことが出来、同時に元の輝きも戻って参ります(シルバーリング等の塊に有効)。
 ・黒ずみ除去と再輝2:液体タイプ:チェーンや細かな細工ものの奥の奥まで黒ずみを除去したいときには液体タイプが有効です。
 ビン内の液体に数秒間浸した後、水洗いして柔らかい布で水分を拭き取ります。
 黒ずみは除去できても輝きまでは取り戻せないのでシルバー磨きクロスで磨き上げて下さい。
 *液体に浸す時間にご注意!説明書を良く読んでお使い下さい。
 ・キズ対策:普段からキズをつけないように優しくご使用下さい。
 もしも深いキズがついてしまった場合には耐水ペーパー等でいじらずに、シルバー磨きクロスで全体を磨き上げて下さい。
 全体が強く輝いていれば、キズの存在は以外と気にならないものです。



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